Event

YAPC::Fukuoka 2025 参加レポート

YAPC::Fukuoka 2025 参加レポート

こんにちは、yuoreiです!今回は「YAPC::Fukuoka 2025」の参加ブログです。

https://x.com/yuorei71/status/1989125927348085205

はじめに:YAPCへの参加

2025年11月14日~15日に福岡工業大学で「YAPC::Fukuoka 2025」は開催されました。会場ありがとうございます。

YAPC(Yet Another Perl Conference)は、Perlプログラミング言語を中心とした技術カンファレンスですが、近年ではPerlに限らず幅広い技術領域を扱うイベントへと発展しています。

YAPC::Fukuoka 2025はハイブリッド形式で開催され、オンライン参加も可能でしたが、自分は会場での参加を選択しました。

YAPC::Fukuoka 2025 参加前:期待と準備

YAPCへの期待

昨年参加したYAPC::Hakodate 2024での経験から、YAPC::Fukuoka 2025への期待は非常に高まっていました。Hakodateで様々なセッションを聴いて、様々な交流ができて面白かったから今年も参加しました。

事前準備

イベントへの参加にあたり、以下の準備を行いました。

  1. YAPC参加チケット購入
  2. 飛行機チケットはJALスカイメイトで解決
  3. ホテル予約(かなり高騰していた)
  4. 学生支援に申し込む(後述)

学生支援について

YAPCの運営チームが学生に対して移動費や宿泊費のお金を補助してくださりました。ありがとうございます。

イベント当日:セッションと交流の記録

1日目

幅広いテーマのセッションに触れることができました。各セッションで得られた技術的な知見と、特に印象に残ったセッションについて、以下にまとめます。

セッション1:『iPhone のマイナンバーカードを使った本人確認の実装』

最初のセッションです。話している方はモバイルエンジニアの方でiPhoneについてのことでした。マイナンバーを扱うという大変さと難しさがとても伝わりました。デジタル庁のverifier with Waleetライブラリを使用する大変さもお聞きしました。

セッション2:『なぜインフラコードのモジュール化は難しいのか - アプリケーションコードとの本質的な違いから考える』

terraformのmodule機能について辛さや組織での扱い方の話を聞きました。terraformのmoduleって否定的な意見も意外と多いという話を聴いて少し驚きました。あとはインフラコードは抽象化すると依存関係が見づらくなってしまい、アプリケーションのコードとは違うといった話もお聞きしました。terraformを使っているものとして色々参考になりました。

セッション3:「Agentに至る道 〜なぜLLMは自動でコードを書けるようになったのか〜」

普段使っているCoding AI Agentがどのようにしてそうなってどう動いているのかを解説してくれました。中身の話を聞けて面白かったです。思考するループしてそれを抜けるといった動作を実際に見せてくれました。Liveで。

イベントの様子

2日目のハイライト

セッション4:「ステートレスなLLMでステートフルなAI agentを作る」

チャットbotにおいて記憶を持たせて会話をさせるというところのお話でした。AI agentという考えから会話を成り立たせるようにしていて興味深かったです。

キーノート:Stay Hacker 九州で生まれ、Perlに出会い、コミュニティで育つ

P山さんが登壇されました。P山さんとPerlとの出会い、そしてHackerとしての人生について登壇されていました。

企業ブースでの交流

企業ブースでは、各社のサービス・技術紹介をされていました。スタンプを集めると福岡のお菓子と交換もできました。

他の参加者とのコミュニケーション

イベントを通して、多くの参加者と交流することができました。特に学生支援の懇親会もあって学生と話す機会も多かったですし、過去のイベントやインターネット上で知っている人とお話をすることができました。

写真

会場でとった写真です!

会場 メモリアル 419 博多ラーメン

まとめ

YAPC::Fukuoka 2025は、多様な技術に触れ、他の参加者との交流を通して、非常に有意義なイベントでした。とても楽しく学びのあるイベントでした!

付録

参考リンク

謝辞

YAPC::Fukuoka 2025の運営に携わられた関係者の皆様、素晴らしいイベントをありがとうございました。また、セッションで発表された登壇者の皆様、貴重な情報と学びの機会をいただき、ありがとうございました。

関連記事